酸塩基指示薬の色見本

酸塩基指示薬の色見

  1. 広域緩衝液でpH2~12までの溶液を作った。
  2. pH1の緩衝液には,0.2 mol/L HCl + 0.2mol/L KCl があるが,
    メチルオレンジが発色しなくなるので使えない。
  3. 広域緩衝液の酸液の量を増やし,pHメーターで測定してpH1にした。
  4. pH0は,酸性が強ければよいので,1 mol/L HClにした。
  5. 上記の溶液を内容量20 mLのサンプルビンに入れた。
  6. 5.に,B.T.B.,フェノールフタレイン,メチルオレンジを滴下した。
  7. 万能pH指示薬は,B.T.B.,フェノールフタレイン,メチルオレンジを
    5:1:1で混合して作り,緩衝液の中に入れた。
  8. カラフルできれいな,酸塩基指示薬の色見本が完成した。
    万能pH指示薬は,3つの指示薬の色の足し算になっていることがわかる。
  9. 残念なことにこの色見本は,長持ちしない。
    緩衝液がリン酸系のなので,微生物のえさとなり,
    中性付近のものは腐敗する。
  10. フェノールフタレインでは,高pHのものは,退色する。

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