[qwiz style=”width: 320px !important;”]
[q] 物質が酸素と化合する化学変化を酸化といいます。
たとえば,銅Cuを空気中で加熱すると,
銅が空気中の酸素と化合します。
2Cu + O2 → 2CuO
このとき,
Cuは酸化されてCuOになったといいます。
Cuは酸化してCuOになったとはいいません。
同じように考えると,
S + O2 → SO2
という反応では,
Sは〔 酸化されて 〕
SO2になったということができます。
[f*] Correct!
[fx] 間違い.酸化還元の表現は,受け身で統一しましょう。
[f*] 正解!
[fx] Sorry, that’s not correct.
[q] 物質が別の物質に酸素を与える化学変化を還元といいます。
CuOを熱して水素を通じると,次の反応が起こります。
CuO + H2 → Cu + H2O
このとき,CuOは還元されてCuになったといいます。同様に
SO2 + 2H2S → 2H2O + 3S
という反応では,
SO2が〔 還元されて 〕Sになったということができます。
[f*] Correct!
[fx] 間違い.酸化還元の表現は,受け身で統一しましょう。
[f*] 正解!
[fx] Sorry, that’s not correct.
[q labels=”bottom”]
酸素Oによって酸化還元を定義すると,次の表のようになります。
酸化された | 酸素を〔 もらう 〕 |
還元された | 酸素を〔 与える 〕 |
[f*] 正解!
[fx] まちがい.酸素をもらうのが酸化されるです
[f*] 正解!
[fx] まちがい.酸素を与えるのが還元されるです
[q labels=”bottom”]
CuO + H2 → Cu + H2O
という反応では,CuOは酸素Oを与えてCuになつています。したがって
CuOは〔 還元されて 〕Cuになったわけです。
また,H2は酸素OをもらってH2Oになっているので
H2は〔 酸化されて 〕H2Oになったのです。このように,酸素を与えるものがあれば
それをもらうものがあるので,酸化と還元はかならず同時に起こります。
そこで,酸化と還元をまとめて酸化還元反応といいます。
[f*] Good!
[fx] 間違い.酸化還元の表現は,受け身で統一しましょう.
[f*] Correct!
[fx] まちがい.酸化還元の表現は,受け身で統一しましょう.
[f*] 正解!
[fx] 間違い.CuはOを与えています
[f*] 正解!
[fx] 間違い.HはOをもらっています
次の反応はテルミット反応と呼ばれる酸化還元反応です。
2Al + Fe2O3 → 2Fe + Al2O3
この反応でAlは,酸素Oをもらっているので
〔 酸化された 〕ことになります。
またFe2O3は,酸素Oを与えているので
〔 還元された 〕ことになります。
[f*] Great!
[fx] まちがい.酸化還元の表現は,受け身で統一しましょう.
[f*] Correct!
[fx] まちがい.酸化還元の表現は,受け身で統一しましょう.
[f*] 正解!
[fx] 間違い.Oを与えるのは還元されたです
[f*] 正解!
[fx] 間違い.Oをもらうのは酸化されたです
[q multiple_choice=”true”]
テルミット反応で酸化された物質と還元された
物質は,次のようになります。
これまでFe2O3という物質が還元されたという
いいかたをしてきましたが,酸素Oを与えたの
はFe2O3のFeですから,
Fe2O3という物質が還元されたというほかに,
Fe原子が還元されたということもできます。
Alについては,どうなっていますか。
下の選択肢から選んでください。
[c]IEFs5YiG5a2Q44Gv6YW45YyW44GV44KM44Gm44GE44G+44GZ[Qq]
[f]IOmWk+mBleOBhC5BbOWIhuWtkOOBp+OBr+OBguOCiuOBvuOBm+OCkw==[Qq]
[c]IEFs5Y6f5a2Q44Gv6YW45YyW 44GV44KM44Gm44GE44G+44GZ[Qq]
[f]IOato+inoyE=[Qq]
[x]
酸化と還元①は,これでおわりです。
[/qwiz]