[qwiz style=”width: 320px !important;”]
2Cu + O2 → 2CuO
この反応はCuが酸素をもらって
酸化されている反応です。
いま反応によってできたCuOをイオンに分けてみると
下のように,Cu2+とO2-とに分けられます。
CuOをイオンにわけるつまりこの反応で,
CuはCu2+に,OはO2-なったたわけです。
反応式で表現すると,
CuとOのe-の授受となり,
Cuは電子e-を〔 〕Cu2+に,
Oはその電子e-を〔 〕O2-に
なったわけです。
[f*] 正解!
[fx] まちがい.
[f*] 正解!
[fx] まちがい.
[q labels=”bottom”]2Cu + O2 → 2CuO
この反応で,Cuは酸素をもらって酸化されていま
すが,このときCuは電子e-を与えてCu2+になって
います。そこで,
酸化された=酸素をもらう
=電子を〔 〕
というように
電子e-によっても定義することができます。
[f*] 正解!
[fx] まちがい.
[f*] 正解!
[fx] まちがい.
[q labels=”bottom”]酸化と還元は同時に起こります。
電子e-による定義は,
酸化された = 電子を与える
でした。ですから逆の立場の
電子をもらったものが還元されたことになります。
したがって,次のように定義できます。
還元された = 電子を〔 〕
[f*] 正解!
[fx] まちがい.
[f*] 正解!
[fx] まちがい.
[q labels=”bottom”]
これで酸化還元を,酸素O,水素H以外に電子e-によっても定義することができました。表にまとめてみましょう。
酸素Oを | 水素Hを | 電子e-を | |
酸化
された |
もらう | 与える | |
還元
された |
与える | もらう |
[l]与える
[fx] まちがい.
[f*] 正解!
[l]もらう
[fx] まちがい.
[f*] 正解!
[q labels=”bottom”]2Na + Cl2 → 2NaCl
という反応を考えてみましょう。
NaClは,イオンに分けるとNa+とCl-とに分けられます。電子e-のやりとりは,
となります。したがって,
Naは電子e-を与えてNa+になっているので〔 〕ことになり,
Clは電子e-をもらってCl-になっているので〔 〕ことになります。
[f*] 正解!
[fx] まちがい.
[f*] 正解!
[fx] まちがい.
[f*] 正解!
[fx] まちがい.
[f*] 正解!
[fx] まちがい.
[q labels=”bottom”]塩酸HClを電気分解すると,
陰極に水素,陽極に塩素が発生します。
この反応式は,次のとおりです。
2HCl → H2 + Cl2
これをイオンに分けると,次のようになります。
2H+ + 2Cl- → H2 + Cl2
電子e-のやりとりは,HとClとについて考えて
みると,
2H+ + 2e- → H2
2Cl- → Cl2 + 2e-
となり,これからH+は電子e-を
〔 〕〔 〕ことになり,
Cl-は電子e-を
〔 〕〔 〕ことに
なります。
[f*] 正解!
[fx] まちがい.
[f*] 正解!
[fx] まちがい.
[f*] 正解!
[fx] まちがい.
[f*] 正解!
[fx] まちがい.
銀イオンAg+と硝酸イオンNO3-とに分かれています。この中に銅Cuを入れておくと銅のまわりに銀が析出します。
これも酸化還元反応なのです。
2Ag+ + Cu → Cu2+ + 2Ag
電子e-のやりとりを,AgとCuとについて考えてみると,
2Ag+ + 2e- → 2Ag
Cu → Cu2+ + 2e-
となり,これからAg+は電子e-を
〔 〕〔 〕
ことになり,Cuは電子e-を
〔 〕〔 〕ことになります。
[f*] 正解!
[fx] まちがい.
[f*] 正解!
[fx] まちがい.
[f*] 正解!
[fx] まちがい.
[f*] 正解!
[fx] まちがい.
[x]
酸化と還元③e-による定義は,これでおわりです
[/qwiz]